2016.02.25「柳川のさげもん」九州の三大雛祭り
初節句の女の子の幸せと健康、無病息災、良縁を願って縁起ものを吊るして飾る「さげもん」
親から子へ子から孫へ受け継がれ、地域みんなで祝う風習が今なお続き、心温まる思いやりと
地域の絆を大切にしています。
竹の輪に、7個7連に49個の小物と、真中に大きな柳川まりを2個さげて全部で51個。
小物には、鶴、亀、えび、三番叟といった縁起の良い小物がさげられ、一つ一つ袋ものになって物を
入れることができます。
初節句の雛壇の前に吊り下げられる「つるし雛」を柳川ではさげもんと呼びます。
(7個7列の中央に二連まりの51個さげて、さげもんと呼ぶそうです)
越後(十日町)には世界最大級の吊るし雛「幸せを呼ぶ傘吊るし雛」
幸せを呼ぶ傘吊るし雛のサイズは圧巻の約10m、総重量350㎏です。雛の展示総数は12,088個と世界最大級を誇ります。
越後三大吊るし雛。 吊るし雛のミニチュアも魅力です。
鎌倉散歩-北鎌倉 吊るし飾りのある街-
北鎌倉では早春の時期、店舗や家屋の軒先に色とりどりのつるし飾りが飾られます。
その中心となる会場の一つが奥飛騨から移築されてきた170年前の民家の建物の「かまくら陶芸館」です。
ひと針ひと針丁寧に、縫って仕立てたお細工物をひもで下げた『雛のつるし飾り』。
素朴で愛情たっぷりの伊豆稲取の『お守り』です。岩槻の東玉大正館の創作吊し雛。
キット・メタリックヤーンで作る ひょうたんのつるし飾り。パソコンで「お絵かき」で玩具やお花・這い子
・草履、巾着・金魚など飾った吊るし雛。