醸造の町「摂田屋」の鏝絵

「鏝(こて)絵」について。鏝絵とは、民家の母屋や土蔵の壁、戸袋などに、龍や恵比寿、大黒などを漆喰をもってレリーフしたもので、江戸時代末期に入江長八(伊豆の長八)によって作られたのが起源といわれています。入江長八が江戸日本橋茅場町の薬師堂建立にあたり、柱に漆喰で龍を彫刻したことで有名になり、明治時代にその弟子たちや多くの左官によって全国に広まりました。機那サフラン酒本舗の土蔵の「鏝絵」は、近所に暮らしていた出入りの左官伊吉が手がけ、色漆喰を絵の具に、コテ一本で白い漆喰の壁に十二支をはじめとる17種の動物、霊獣、9種の植物を極彩色で描き出されています。この土蔵の鏝絵が、サフラン酒本舗の大広告棟で日本一の鏝絵と讃えられるほどです。 醸造の町「摂田屋」の鏝絵 サフラン酒本舗の大広告棟
image - 醸造の町「摂田屋」の鏝絵 - 今日は,所用で実家のある新潟長岡へ。 用を済ませ土砂降りの雨の中,実家から5分ほどの場所にある機那(きな)サフラン酒本舗の鏝絵(こてえ)を見てきた。 サフラン酒とは,吉澤仁太郎が家伝の番紅花(サフラン)酒を竹筒に入れて売り出したのが始まりと言われる養命酒と勢力を二分した薬用酒のこと。 そのサフラン酒で有名なのが倉に描かれた「鏝絵」で日本一と言われるほど立派なもの。17種の動物・霊獣と9種の植物,十二支すべてが描かれた鏝絵は全国でもここにしか無いないそうだ。鏝絵は左官職人が建築物の装飾として漆喰を使って描いたもの。って書いてるけど実は小学生の6年間,石垣の脇をも通っていたのになんの店かまったく知らなかった。 醸造の町「摂田屋」の鏝絵
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